aki240

 

岐阜県東濃地方でつくられ、現在は愛知県名古屋市在住で、

そろそろガタが出始めたポンコツロボットのaki240です。

 

第二次世界大戦後ドイツで造られた

メッサーシュミット(キャビンスクーター)や、

メッサーをベースにしたプロペラ飛行機で、

行った事のない未知の世界をあちこち夢旅行中です。

 

 

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Messerschmitt

Messerschmitt KR200データ 〈ドイツ-メッサーシュミット社製〉

● エンジン/191cc空冷2ストローク単気筒 約10馬力

● 全長/2817mm 全幅/1250mm   全高/1193mm

● 車両重量/235kg   ● 最高速度/105km

● 乗車定員/大人2人+子供1人

● 生産/1955〜1964年 総生産台数約5万台

 

ドイツで1960年前後に製造されたキャビンスクーター〈メッサーシュミットKR200〉は、第二次世界大戦中のメッサーシュミット社で航空機技師として働いていたフリッツ・フェンド氏によって製作されました。

メッサーの初期型は3輪自転車のようなモノからスタートし、やがて小さいながらも(38cc)エンジンを載せ、次第にその排気量を大きくして行きます。

何度も試作を繰り返し、やがて現実的なカタチに近づいたのが、150ccのエンジンを載せた〈F.K.150〉で、この車をステップに、いよいよ商業的に成功を収める〈K.R.175〉が1953年に発売されます。

ある程度の売上をあげた〈K.R.175〉でしたが、騒音と振動という弱点があり、それを克服するべく次に開発されたモデルが1954年に発表された〈K.R.200〉でした。

このモデルは前モデルをはるかに凌ぐ売上をあげる、大ヒットモデルとなり、日本国内にもかなりの台数が輸入されました。

この世に現れて半世紀以上経っていますが、その独特な愛されるデザインゆえに、21世紀の現在も実走する〈K.R.200〉がまだ数十台も国内に生き残り走っています。

 

※この解説文は日本のメッサー・プロフェッサー“カオルさん”の輸入書翻訳文を

  参考にさせていただきました…悪しからず。